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クリエイター名 |
綾塚るい |
コメント |
初めまして、綾塚るいと申します。 現代・ノーマルラブ米・ファンタジーとオールマイティに書けると思いますが、奈良〜鎌倉時代にかけての歴史小説を主に書いていたので、恋愛込みの和風物(ダークもほのぼのも)が一番得意です。同性愛的なものはごめんなさい…。でも兄妹愛は大好きです(笑)■規定をきちんと把握していないので、暫くの間は納期をめいっぱい使ってのお届けになると思います。宜しくお願いいたします。 |
サンプル |
『斎宮天女』
■『斎宮天女』(一部抜粋)
深くため息をついて悶々としていた私の耳に、ふと人のざわめく声が届いたのは、丁度宴も終りにさしかかっていた時だった。 気付けば、何事かと宮内に集っていた者達も簾を開けてそちらの方を見遣っている。そのざわめきに、私もゆっくりと蹴鞠をしている連中の方へ視線を向けると、皇子達を取り囲む様にして人だかりが出来ていた。 「何事だ?」
『テストと言う名の恐怖』
■『テストという名の恐怖』
「……うそやろ?」 そんな独り言が浅海ひろこの口から漏れたのは、今日の授業が一通りの終わりを迎えた、帰りのHRの時間だった。 ざわざわと、何時も以上に忙しない教室内。その至る所から、普段とは違うある種独特の悲鳴やら、喚起の声やらが沸き起こっている。
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