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クリエイター名 |
天童雪 |
詩
壊れかけている僕の鼓動で 震えるその手を守って 立ちすくむほどの星の軌跡が 目の前で砕けて散った
朝靄に霞んでいく 夢の中の景色 思い出せるかい? 今でも鮮明かい? 君に話さずにはいられないな 今から会いに行くよ 遠い道のりで 時間はかかるけれど 白い太陽が頭の上を過ぎて 辺りが黒に染まっていく瞬間まで 僕は歩き続けるよ あの朱が消えるまで祈り続けていたい また会えたその時に笑顔であるように
崩れ落ちていく僕の心で 傷つくその手を守って 多すぎる星座の中の一つ 朱く燃えるsign of the scorpion
夕霧が包んでいく 目の前の景色 刻み込めるかい? いつまでも鮮明にね 君を感じられずにはいられないな 今でも傍に居たいよ 離れ離れで 距離は有るけれど 黒い闇夜が目の前に現れて 辺りを黒で包み込んでいく瞬間まで 僕は歩き続けるよ 色褪せない星達を見上げ続けていたい 翳す手は空を切り虚しくうなだれた
消えそうに燃える朱い炎で 凍えるその手を守って 多すぎる星座の中の一つ 朱く燃えるsign of the scorpion
壊れかけている僕の鼓動で 震えるその手を守って 立ちすくむほどの星の軌跡が 目の前で弾けて消えた
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