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クリエイター名 |
遠野藍子 |
コメント |
はじめまして。遠野藍子(とおのあいこ)といいます。現代、ファンタジー風、歴史物風、近未来風とありますが話の中心は恋愛物が多いです。多いというより寧ろ、ラヴラヴ、ほのぼの、切ない系の恋愛物ばかりです。両想いのラブラブも大好きですが片想い切ない系も大好物です。読みやすく入りやすい文章を心がけています。よろしくお願いします。※サンプル更新しました。失恋片想い系の少し切ない感じのサンプルです。HPに以前のサンプルや他にも少しサンプルになるようなもの置いてあります。 |
サンプル |
coming soon?
青天の霹靂っていうのはこういうことを言うのだろうと、頭の中のどこか冷静な部分が自分自身に告げた15回目の春。
「あ〜、こんな地図見てどうやって行けってんだよ、あんのクソ親父!」 藤沢実は紙を片手に、顔を顰めた。 少々くたびれた感のあるその紙には、駅からこれから実がしばらく下宿させてもらう綾子家までの略図が描かれている。確かに描かれてはいるが、どう考えても略しすぎで到底その紙片を見ただけではたどり着けるはずもないような、何の役にも立たない代物だった。
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