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クリエイター名 |
北見遼 |
コメント |
はじめまして、北見遼と申します。一人称・三人称、シリアス・コメディ問わず、幅広い分野を手がけています。特にファンタジーやSF、歴史・時代ものが好きな方は是非ご依頼ください。現代を舞台にしたローファンタジーも得意です。読みやすく、心に響く文章作りを心がけています。どうぞよろしくお願いします。 |
サンプル |
サンプル1
「地底の海」
「貝殻を見つけたの」 彼女が嬉しげにそう言うので、その白い手に招かれるままに、彼はそこへ向かった。 天を見上げれば、真昼の太陽がじりじりと彼らを照りつけてくる。深い谷には、白い結晶が岩肌一面に貼りついていて、日を反射していっそう目映く輝いている。
サンプル2
「片隅の声」
教室の片隅で、僕は丸くなっていた。 話し相手などいない。何もすることがなく、始終うつらうつらして過ごす。それが日課となっていた。 教室の一番後ろのその場所は、誰もが通り過ぎるはずなのに、僕の存在は誰の目にも入らないらしい。
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