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クリエイター名  siddal
コメント  はじめまして。

長・短編小説、詩や手紙の代筆等、幅広く手がけております。
小説は吸血鬼や悪魔、狼男などのモンスター、オカルト、ホラ−系の作品が得意です。
後味の悪い作品、薄気味悪い作品、グロテスクや流血描写などが大好きですが、ハードボイルド調の推理系やもちろんハッピーエンドな恋愛物、ドタバタギャグも書けます。
世界観は現代物、歴史物でしたら中世やヴィクトリア朝が特に得意です。

一人称も三人称も、どちらも書くことが出来ますのでお好みを仰っていただければ対応できます。
心理描写中心、情景描写中心、耽美系の文章も多少お時間を頂ければ書き上げられます。

文体等可能な限りご希望に添った形で仕上げたいと思いますので、思いつく限りのご希望を仰っていただければ幸いです。
サンプル ドードー鳥の時間

 厚く垂込めるスモッグに太陽の光が遮断され、代わりに永久動力からなる青白い光が空を照らすのが当たり前になって、いったい何年経っただろう。
 窓の外に広がるまるでオーロラのように揺れる淡い光を見上げ、わたしはその向こうにあるであろう輝きを思い出そうとして目を閉じた。
 今でも懐かしく思い出される300年前、ガス灯の普及で満月以外の夜会が行われるようになったように、わたし達は昼も夜も自由に街を行き来できるようになった。
 わたしのように陽光を恐れぬ血族は稀なので、太陽が失われて喜ぶ者は多いが、逆に惜しむ者は僅かしかない。
 昨日真っ赤なワイン片手に訪れたウェステンラ婦人は、太陽を好むなんて家畜や奴隷のする事だと笑っていた。
 家畜、奴隷、言い換えれば―――地べたを這う者達。

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