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クリエイター名 |
ヘタレ提督D |
コメント |
初めまして。WW?Uの戦艦・海戦史が大好きな、ヘタレ提督Dと申します。 得意な人称は一人称ですが、三人称もご希望いただければ可能です。また、主に内面の描写を多くしたシリアスな話を書いており、ギャグなどは若干苦手としております。ただし文体は比較的軽いです。 どのようなご発注でも、私の力の及ぶ限り精一杯書かせていただきたいと思っております。まだまだ勉強中の身ではありますが、どうぞよろしくお願い致します。 |
サンプル |
サンプル1
『天は人の上に人を創らず、人の下に人を創らず。と言えり』とは、福沢さんも上手い事を言う。 実際、そのとおりだ。 人類が皆平等なら、貧富の差も、階級も、何もかも無い世界が誕生していたはずだ。未だにそんな世界となっていないのは、福沢さんの言っている事が正しいという事を示している。 今日もだ。 通勤のために自転車に乗ってはタイヤがパンクし、電車に乗っては人身事故で止まり、そのせいで遅刻して上司に怒鳴られ、纏まりかけていた契約も破棄された。そのオマケに減給処分まで付いてきたのは、正しく至れり尽くせりのサービスだろう。 くそ。何で俺がこんな目に遭わなければならないんだ!
ラノベ風味の戦艦モノ(オリジナル作品)より
朝。 起床前のまどろみを、突然ラッパの音が切り裂いた。 「……!」 そのラッパの調子に気付いた俺は、今まで揺られていたハンモックから飛び起きる。周りには、同じようにしてハンモックから飛び起きる男たちの姿。 起きたばかりだろうに、その表情には寝惚けた様子など微塵も無く、皆一様に緊張感が漂っていた。 中にはラッパで起きない者もいたが、そいつらは周りの人間にけたぐり倒されてハンモックからずり落ち、目を覚めさせられる。だが、そうしなければならないのだ。
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