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クリエイター名 |
壱岐 イチヤ |
コメント |
初めまして、こんにちわ。この度クリエイター登録をさせて頂いた、壱岐イチヤと申します。得意物は ギャグ、ダーク、シリアス、ホラー、恋愛…と無節操ですが、大好物は推理・言葉遊び系です。ギャグ ・コミカルはキャラクター同士の“掛け合い・言い合い”を貴重として書きたいと思っています^^。… 反面サイバー・電脳系は苦手傾向にあります。それでは、一作品一作品、精一杯書きたいと思いますの で、宜しくお願い致します。 |
サンプル |
サンプル1
「若っちゃん起きなさいったら、若っちゃあん!!」 突然耳元で聞こえた高い女声に起床した。僕はとても緩慢に目を開けてのろのろと上半身を起こす。 案の定、僕の家の僕の部屋の僕のベットの上に、僕の友人が仁王立ちしていた。その顔が歓喜に歪んでいた。僕は顔を引き攣らせる。 「今日は快晴なのよ若っちゃん!」 ああそうなんだ。確かにカーテンを引かれた窓から確かに明るい陽光が布地の隙間から部屋に降り注いでいた。
サンプル2
「ほんじゃま、オレ行くわ」
海緒月は気だるそうに欠伸をし、病院のベットの上で上半身を起こしたまま、首をこきこきと鳴らした。 僕も窓から目を引き剥がし、海緒月に目を留める。 「まじで?」「まじで」海緒月は言い返し、点滴だの包帯だの、自分を取り巻いている医療器具をうざったそうに引き剥がしていく。
「寂しいねえ」
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