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クリエイター名 |
財油 雷矢 |
コメント |
初めまして財油雷矢(ざいゆらいや)と申します。一応ページは持っていますので、ご存じの方はご存じかと思いますが、そうでない方も今後ともご贔屓に。得意分野はスペオペ・ファンタジー・現代物など。ミステリーはそこそこ、ホラー・伝奇・歴史物はちと苦手にしております。ライトノベル風の話ばかり書いておりますので、そういう感じかと。コメディもアクションもラブコメもそこそこ書きますので、どうぞよろしくお願い致します |
サンプル |
サンプル1
「無情の桜(笑)」
夜桜。 闇に静かに沈む色の名前にもなっているその花。 ライトアップされていないせいか、元々ここには明かりがないせいなのか。 昼に訪れる者はいても、この時間に花を愛でる者はいない。
サンプル2
「運命という名の喜劇」
深夜の教会。二人の男女が向き合っていた。 男は青年と呼ばれるのに相応しい年頃。蝋燭の僅かな光の中でもその横顔は優美で、肌が白くどこか儚げな雰囲気のもあってか作り物めいた美しさをしていた。 相対する女は少女と言うべき年頃。生命の輝きに満ち溢れた溌剌とした印象を持つ少女だ。美しい、よりも可愛い少女ではあったが、その視線は射殺さんばかりに青年を睨みつけていた。その華奢な手には似合わぬ大ぶりの武器──おそらくはボウガンみたいなものだろう──を関節が白くなるほど握り締めていた。 「──皮肉な…… ものですね。」
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