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クリエイター名 |
azumi |
コメント |
azumiと申します。 楽しんで頂けたら幸いです。
恋愛物やファンタジーが好物ですが、ミステリーやホラーに関しては勉強中ですので、苦手分野とさせて頂いております。
サンプルは少しシリアスに書いてみましたが、ほのぼの系も書く事は可能です。 |
サンプル |
滑稽な条件反射
カチカチと音を立ててネジを回した。 少しずつ重くなるネジの重みを感じながら、それでも最後まで巻き切って。 指を離すと同時に耳に届く音色に、そっと瞼を閉じる。 こうするだけで思い浮かぶ顔に、自然と頬は綻び口元は上がるんだ。
速いテンポで流れる音楽は、何度か繰り返された後、徐々に速度を落としていく。
叶わぬ願望
「ただいま」 声をかけてきた貴方に「おかえり」と返した。 たったそれだけの事に貴方はクスクスと笑って、また私へと口を開く。 「可愛いな、お前は」 毎日かけられる言葉だけれど、その言葉に飽きる事はない。 だから、私は明日も貴方に「おかえり」を言うのだろう。
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