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クリエイター名 |
真知 |
コメント |
はじめまして。真知と申します。 ジャンルとしてはファンタジーが得意です。 舞台設定は現代でも異世界でもいいですし、内容は冒険、恋愛、青春群像劇、歴史絵巻など、ある程度は対応できると思います。 ファンタジー色のない純文学な感じでも大丈夫です。 ただミステリやホラーは苦手ですのでご容赦を。 みなさんが想像される世界を活字にして表現したいなと思っていますのでよろしくお願いします。 |
サンプル |
降臨
「なあ、ほんまにやんの? それ」 「今更なに言ってんの。おまえは選ばれて、それを承諾した。もう決定済み」 「……したけどやなあ。これ、どない考えても怪しすぎやろ?」 歐太(おうた)が辺りを見渡しながら言う。 山深い雑木林の中、小さなお社があった。
前触れ
――尾行られている。
日頃そんなものに縁遠い生活を送っている自分が、遭遇するなど思っても見ないから、今まで気に留めていなかった。 しかも日曜の真っ昼間。
息もできない
“なあ、あんた。 俺がもし、明日の朝、死体となって道端に転がってたとしても、誰か悲しんでくれると思うかい? 親もいねえ、妻も子もいねえ、友人もいねえ。 他で慕ってくれる女もいねえ。
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