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クリエイター名 |
法印堂沙亜羅 |
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稼業 ライター
文体 お笑い軽めからハード、講談調、古文調まで。基本三人称。
小説創作傾向 (あくまで傾向です。下記以外でもご依頼あれば承ります) ●ジャンル ファンタジー サイバーパンク 時代劇 ●恋愛関連 ノーマル○ BL○ 百合△
実績 OMCではこれから作ってまいります (2008年7月30日登録) 小説は趣味でサイト運営中
外部での活動では 書籍では 実業之日本社「ビビる!都市伝説&怪談スペシャル」 ポプラ社「三国志群雄ビジュアル百科」など また 舞台役者のプロフィール作成 宝塚歌劇団OG公演のオフィシャルサイトテキスト イベントプログラムやチラシのテキスト などこなしております。 |
サンプル |
サンプル1(ダークな時代伝奇)
その夜。 南の空が、赤く染まっていた。 鳴り響く半鐘の音。
「火元は芝だ」 「坊主と色子の尻に火ィついたってかい」
サンプル2(ライブの1シーン)
悲鳴に近い喜悦の叫びが、周囲を満たしていた。 心臓の破裂しそうな重さと速さで叩きつけられる、ドラムの16BEAT。 ドライアイスの薄い煙幕が、点滅を繰り返す原色のライトと宙を切り裂くレーザー光を際立たせる。 前へ前へと何かを訴えるように詰めかけるオーディエンスは、ステージ前に設えられた鉄柵すら押しつぶしそうな勢いだ。 ステージの中心にいるのは、切れ長の黒瞳に鉄色の長髪のヴォーカリスト。 男にしては艶なメタリックなグレイに塗った唇で何か叫ぶたびに、オーディエンスの叫びが一際大きくなる。
サンプル3(平安ファンタジー)
一つ一つざっと確かめつつ山を崩してゆくと、一番下からかなり大きめの美麗な箱が出てきた。 長方形の箱の、長い方の一辺は、少年の背丈よりもずっとある。 材質ははっきりしないが、透明感のある薄青色の石のようなもので作られている。 奇童丸は、いぶかしんだ。 ここにあったものの中で、これだけは見るからに価値のありそうなものだ。 なのに何故、ここに置かれているのだろうか。
サンプル4(お笑い時代劇)
その姿が奥へと消えると、銭湯の正面の柳の木の陰で遊び人らしき男がいかにも小悪党じみた笑いを漏らし、いずこかへ走りだした。 男は近所の蕎麦屋に駆け込むと、そこにたむろしていた十人ほどの男たちのもとへゆき、リーダー格とおぼしき者に耳打ちした。 「よし、確かに入ったんだな」 「間違いありやせん。へへ、約束の金を。おお、こりゃ、どうも。じゃ、あっしはこれで」 知らせに来た男は金を受け取ると、そそくさと去っていった。 「よし、行くぜ、野郎ども」
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