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クリエイター名 |
徒野 |
コメント |
皆々様御機嫌よう、徒野(あだしの)と申します。どうぞ以後御見知り置きを。基本文章傾向は雰囲気重視でジャンル設定不問、何でもドーゾ。詳しくは個室を見て頂けると手っ取り早いかと。其れでは、気に留まりましたら是非御指名下さいませ。 http://omc.terranetz.jp/creators_room/room_view.cgi?ROOMID=1733 |
サンプル |
影追い
長く、伸びる。翻る。 君の、影を、追って、追って。 ……ほら。
「捕まーえたっ。」 幼子の声が夕暮れの公園に響く。
Afternoon tea.
『 Afternoon tea. 』
「誰かの為に死ぬってのも良いなぁ。」 一回遣ってみたくない、と。 ソファに腰掛けた、黒髪の麗人が唐突に口を開いた。
少年の独白
『 少年の独白 』
せやかて、云うたら一目惚れやし。 センセは学校で逢うたんが初めてやと思っとる様やけど、ホンマの処俺はもっと前から知っとった。 センセが学校に来る前やから、中三の時か。 冬ん日で、練習の帰り彼の莫迦デカイマンションの広いエントランスに一人で居ったんよ。
吹雪の日
続々と増えてくる気配にアヤメは愉しそうに口笛を吹いた。 「俺等医療班やんなぁ。」 「其の筈なんだけど……。」 ノイルは水で鞭を創り乍答えた。 「医療班二人に此の人数はちぃーと、気前良過ぎん、」 視界に入るだけでも七人、否、吹雪の向こうにも人影は有る。
『 空虚 』
『 空虚 』
少年は一羽の黄色い小鳥を飼っていた。 綺麗な銀の鳥籠に入れて飼っていた。 或る日不図少年は小鳥を可哀想に思った。 鳥籠の狭さを可哀想に思った。
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