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オリジナルノベル


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CLOSE - 真野橋ヤツカ
●サンプル1:異能もの

1:

「面白い見せ物じゃない、やって見せてよ」
 夜闇に蝋燭の明かりだけが頼りの朽ち壊れた神社の神殿内で、彼女は肩胛骨まである雪色の髪をかきあげ、眼前の怨敵に言い放った。
 すらりと延びる肢体を股近くまで切れ込みの入った細身のロンタイで覆い、上半身にはチューブトップ一枚のみ。そして両腕には、時季はずれの肘まである紐でくくられた長い革手袋。ファッションモデルのように仁王立ちする彼女は、好色そうな笑みを見目麗しき顔に張り付かせ、白く濁った対の瞳を愉悦と共に細めていく。その表情は、人であるはずの彼女の方が人で無しに見えてしまうほどに美しく歪んでいた。
 そんな女に対しているは、"鬼"。昔話に出てくる風貌そのものの、旧くから存在する身の丈2mを越す人外は、人質を取られているにも関わらず強気な姿勢を崩さぬ白髪の女に一歩たじろいでしまう。しかし、負けじと腕に抱いた少女の腕を高々と引き上げ、牙が生え並ぶサメのような口から人の語を紡いだ。
《タダノ脅シト思ッテイルノカ。ダトシタラ大キナ間違イダ。ソレ以上近ヅケバ、私ハコノ娘ヲ殺ス》

●サンプル2:戦争もの

厚い黒雲が空を覆う夜。森林の中を、連続した銃撃音と樹木の倒れる音が響く。
 遠方の小さなノズルフラッシュを灯りに木々の合間に浮かび上がるのは、群青色をした10mほどの大きな鉄巨人――通称“DOLL”と呼ばれる、陸戦用の人型戦車。
 装甲の表面から降雨による水蒸気を発する"DOLL"の手には、人間用のマシンガンをリサイズしたような無骨な銃器が握られていた。腰部のファンから、動力である"セフィロティス鉱石"の反応音が低く唸りをあげる。人の顔を模した頭部に点る、まるで目のような2つのモノアイが、せわしなく動く。
どこからか聞こえていた銃声が、唐突に止んだ。
 静寂から一拍置いて、爆音が木々の間を駆け抜ける。熱風が"DOLL"を包み、周囲の木々ごと揺さぶった。

「どこだ、どこにいる…」

CLOSE - 坂本恵美
●サンプル1

(同人サイトに載せてるお題SSです)
 忘れたはずだ。
 君は全て忘れたはずなんだ。
 僕と過ごした日々を、全て。
 全て忘れて、裏切ったはずなのに、どうしてここにいるの?
 どうして、僕達の思い出の場所にいるの?
 どうして、泣いているの?

CLOSE - 海崎恭介
●よくある冒頭

●オリジナルノベル

■よくある冒頭部分

例えばここが、深い地の底だったなら――――。

ここは、小さな部屋の中。数え切れない程の精密機械が張りめぐらされた小さな牢獄みたいな部屋。

●ギャグ調のオリノベ

●オリジナルノベル

■ギャグ・コメディー調 

 知る人ぞ知る。逆を返せば知らない人は全く知らない喫茶店『喫茶『Ark』』。
 北海道、札幌の端っこに佇むその店は今日もまた色んな意味で忙しい日々を送っていた。


CLOSE - 緋宮 維織
●夢の終わり −土方歳三−


 夢の終わりは、近付く炎の気配がもたらした。

 「副長、こんな所にお出ででしたか」
 ひかえめな声は、側仕えの隊士。手に提灯を提げている。その火の灯りと辺りの暗さから、もう疾うに戌刻を過ぎているのだと知った。気付けばだいぶ冷え込んでいる。外套を羽織っていてよかったと立ち上がれば、まだ少年の隊士は安堵の表情を見せた。
 「斉藤先生がお探しです」
 「そうか」

●あいしてる


 言葉にはできなかった。

 ふとした時に、それは何の予兆も無く。急襲とも言っていい恐ろしさで私を苛む。
 家にいても、仕事をしていても、駅へ向かう道を歩いている時でさえ。
 胸を刺し貫かれたような、この痛み。
 あなたは、知っている?

●謹賀新年


 気付けば流したまま放っておいたテレビから華やかな声、そして窓の外からは盛大な花火。

 「……あ、嘘!?日付変わった?」
 慌てて目の前に開いたディスプレイの隅の時計を確認した。ああ、丁度零分。元旦になってしまった。
 「仕事中に年越すなんてサイアク……」
 机の上に散らばった書類やらメモに缶ビール。それを眺めても溜息さえ出てこない。こんな辛気臭い年の越し方があるか?花火の音に気付かなかったら朝まで仕事を続けていただろう。特番がテレビに映し出されて初めて年が明けたことを知ることになっていたに違いない。

CLOSE - とだ 遠夢
●『黄金の刻、うつろう日々』一部抜粋

※現代もの

「空を見ていたの」
 空を、と鸚鵡返しに彼が呟く。それに軽く頷いて、玲は話を続けた。
「随分、空が遠くなったなぁって」
 改めて言葉にすると、再び寂しさのようなものが込み上げてくる。
形の無い何かが胸の中でもやもやと動いているような感覚。

●『小さな 小さな 物語 その4〜聖なる炎〜』一部抜粋

※ファンタジー

 森の木陰に、ちらちらと光が差し込む。時の流れをゆったりと感じる、うららかな春の日。風に伴う葉擦れの音が、川のせせらぎのそれを思わせながら耳を過ぎていった。
 その音に混じって、かすかに動物の声が聞こえる。鹿か、狐か。野犬や狼だったら逃げなければならない。
 年下の子どもたちから逃げる間に遠くに来過ぎたか、と反省し、エルリオは茂みの影から顔を出した。ついでに 息をついて、腕をほぐす。長い間隠れていた所為か、関節が少々強張っていた。
 服についた汚れを軽く叩き落として、耳を澄ます。
 子ども達の声は聞こえない。代わりに、先程までかすかにしか聞き取れなかった獣の鳴き声が確実に近づいてきていた。それに伴って、ガサガサという足音も迫ってくる。

CLOSE - 根本透子
●クラッシュ

 クラッシュ
 睡魔と云うのは敵に回すと厄介極まり無い。どれだけ運転に集中しても意識が途切れる。車の通りが少ない単調な道が私の意識を眠りの世界に誘おうとする。
 ステアリングを握る手が微かにぶれる。仕事の付き合いとは云え酒を強かに飲むと云う暴挙をすれば、眠気以上に意識が途切れるのは自明の理だが、如何しても今日帰らなければ成らない。娘の誕生日プレゼントが助手席でカタカタと揺れる。カーステレオの時計は二十三時を越えている。今年で五歳を迎える娘は、親馬鹿だと思われても仕方が無いが、可愛くて仕方が無い。
 都心から少し離れた場所とは云え一戸建ての家を建て、仕事も生活も満足している。私はアクセルを踏み込み家路に急ぐ。眠気等は車内の空気を入れ替えれば良い。スイッチを操作し窓を開ける。春とは云え未だ夜風は肌寒い。身体が微かに身震いして覚醒して行く。時折視界が霞むのは酒の所為だが、この程度は日常茶飯事の事で気にする事は無い。今迄も飲酒で事故を起した事等が無いのだ。私に限ってヘマをする等有り得ない。気を付けてさえいれば良い。
 音楽のヴォリュームを弄り音を大きくする。家迄は後三十分程度だ。私はアクセルを踏み込みスピードを乗せ夜の街を駆け抜ける。ご機嫌な気分だ。夜風を受け血が騒ぐのに任せて走っていると、携帯電話が着信を響かせる。ディスプレイには妻の名前が踊っているが、如何せ小言に決まっている。携帯を助手席に放り出し車を走らせる。もう少しで家に着く。妻の小言はその時に聞けば良い。
 遠くから救急車の音が良く響く。深夜とも成れば些細な音でも良く通る物だ。
 時折意識が途切れる。ビールを大ジョッキで飲み、日本酒等色々と飲んだからだろうが流石に視界がクラクラする。気を引き締めて運転しないと危ない。

CLOSE - 松沢直樹
●オリジナル作品 「東京タワーとチョコレート」より

オリジナル作品 東京タワーとチョコレート より


バイオリニストの友人、有沢からメールをもらったのは、二週間前のことだった。
メールをもらった時、僕は有沢からのメールだとはすぐには気付かなかった。
なにしろ彼とは十年近く会っていない。
有沢とは中学時代に机を並べて以来の仲だった。

CLOSE - 緋村豪
●三人称形式、短編小説

『蝉の鳴く季節』



 昨日の朝、曾祖母が死んだ。
 享年九十八歳。
 老衰だった。

CLOSE - 若葉 玲々
●登場人物の視点による、心理描写等

登場人物による心理描写等(一部を抜粋)


   ――― 新世界大戦勃発より、約五年前 ―――


 私は彼女と一緒に、海辺を歩いていた。

●第三者の視点による描写

第三者による描写(一部を抜粋)


 聖なる場所。どこからか、高い場所から落ちた水滴の、定期的に地を穿つ音が、祈りの間全体に響き渡っている。天井は高く、広さもある場所に、長イスが何個も並べられ、中央より奥、他よりも高い場所には台座がある。
 その様子は全体から、神聖な雰囲気を感じさせていた。
 ハムエラン神殿の中を進み、移住区を過ぎ、さらに奥の方へ行くと礼拝堂より奥の間、限られた者しか出入りする事のできない、祈りの間へと辿りつく事ができる。
 そこで少女が一心に祈りを捧げている。鬼気迫るものではないが、何人たりともそれを邪魔する事は出来ぬということを感じさせるその姿。

CLOSE - 雪乃燕
●計画を立てましょう(オリジナルノベル)

   計画を立てましょう

 ぼんやりと背を硬い触感に預けながら、全身じっとりと汗をかいたグラスをぼけっと眺め見る。
 半ばまでアイスコーヒーが入っているそれは、上の部分が溶けた氷によって透明になりつつあった。クーラーの効いた店内とはいえ、さすがに二〇分も放置しているとこういう事になるのだろう。
 意識を現実世界に戻してみると、放置する原因となっている少女が身振り手振りでくだらない話を大袈裟に喋り続けている。
「やっぱりバナナは半分以上黒くなってからが食べごろだと思うのよ」
 びしっ、と効果音がしそうなくらいに指を突き立てて満足げに頷く。

CLOSE - からくりあきら
●きっかけ

サンプルノベル1
題名:きっかけ 



 ――微かに触れている肩が、温かい。
 厚いコート越しで体温が伝わるはずがないから、気のせいだろうけど。

●今はなき故郷

サンプル小説2
題名:今はなき故郷



 故郷はどんな所だったかって? そんなのたった一言だ。雪の多い所だったよ。
 ちょっとミもフタも無かったか……そうだなあ、確かに雪の話はあんたにとっちゃ珍しいのかも知れないな。

CLOSE - 松田 ナオ
●サンプル1

去年、ある文学大賞に送って落選した作品です。
サブカル的な自分とか言って自己陶酔して、書いてしまった黒歴史作品です。
まだまだまだ続きがあります。
今は、ほんの少し勉強したので、もう少しマトモなモノが書けます。
その前に、サンプルとして大丈夫なクオリティか疑問ですけど。

 「OOO(ちょっと書けないタイトル)」

CLOSE - グロック
●戦闘描写?@

 その時――
 闇の帳(とばり)の奥で、扉が乱暴に開け放たれた気配があった。
「誰っ!?」
 セフィナが叫びを上げた一方で、白刃を抜き放ったルシェルは気配の進入してきた方角へ進み出ていた。
 複数の足音が上から降りてくる。
 ゴッ、ゴッ、ゴッ、と鉄靴が階段を踏み鳴らす音が鼓膜を揺さぶった。
「この城の兵士だというのなら止まりなさい!」

●戦闘描写?A

「逃げないのだな?」
 黒鋼(くろがね)の甲冑に包まれた男の表情は相変わらずわかりにくかったが、その口ぶりから余裕の色は消えていない。嘗められている、と感じる。
「ああ」
「ならば――」
 男の言葉尻は、自ら繰り出した戦斧の一撃によって呑みこまれていた。
 リオナは屈むようにして初撃の薙ぎ払いを回避していたが、ごっ、という斬圧に背中を叩かれたときは思わず全身を冷やりとしたものが駆け抜けた。
 腰から上が無くなっていても気づけないかもしれない。

●情景描写

 人の足跡が辛うじて見分けられるほどの隘路の両脇に、リオナの背丈ほどの高さに生え揃った大泡立草(オオアワダチソウ)が無数の黄色い花弁を色づかせて揺れていた。
 つがいと思しき赤蜻蛉が仲睦まじく絡み合いながら頭上を追い越していく。
 右手には天然の土手のように盛り上がった丘が続き、視界の半分を埋めている。左手には欝蒼と茂る竹林が一面に広がり、蒼穹を覆い隠さんばかりに重ね合わせた枝葉をそよ風の中に躍らせていた。竹林のさらに奥には霊山アンデアドの山上に源泉を持つエル川が、その清らかな流れを大地に横たえている。
 南へ流れるこの川がどこへ繋がっているのかはわからない。海へ向かうのか、それともどこかで乾いた大地に飲みこまれてしまうのか――
 しかしながら、この辺りの自然が回復していることは確かだった。
 人びとが「大地は枯れてしまった」と嘆くように、リオナたちの生活圏の外では荒涼とした砂漠が拡がっている。
 そのような状況でもレガスティアの近郊に緑が回復しつつあるのは、地下にも水脈が豊富で、澄んだ水が地上と地中を循環していることが一因にあるのだろう。

CLOSE - まさやか
●エンドロール

 ある女優の追悼上映があった映画館。
「このハンカチ、よかったら使ってください」
「ありがとう。では、お借りします」
「……どうして泣いていたのですか?」
「それは……男のくせにみっともないですね」
「いいえ。でも私、映画より、貴方の泣くのが気になってしまって」
「……すみません」

CLOSE - さら
●春と桜と酔っ払いの悩み

【春と桜と酔っ払いの悩み】

 春、桜の木の下で、酔っ払いはのたまった。
「おれ、殺されちゃうんだ! ひでぇ、ひでぇよ、うわぁーん!」
 あまりといえばあまりの言葉に、真里は一瞬言葉を失う。
 事の始まりはこの三十分前。
 真里が春の陽気に誘われて、花見に出かけたことから始まる。

CLOSE - 文月 猫
●お宝探しの顛末

 俺はトレジャーハンター。今までこの世界のあちこちで数々のお宝をゲットしてきた。時には死にかけたこともあったが、それでも手に入れたお宝は数知れずだ。
 もちろん危険な目にあったことも数え切れず。だいたい本当のお宝なんて物は、簡単に手に入るところには眠っちゃいねえ。道中困難な度合いが高ければ高いほど、ありつけるお宝もそれだけ価値があるってわけだ。

 お宝の隠し場所だって様々だ。森の真ん中にあったり、川の中だったり、時には暗い洞窟の奥や、長く危険なダンジョンの中にだって隠されてる。まあ、大体迷宮とかダンジョンにはいいお宝が眠っていたりするもんだがな。ハハハ。

 おっと。お宝探しで忘れちゃいけねえのがモンスターの存在だ。だいたいこういったお宝さがしにゃ、モンスターの類はつき物だろ?かくいう俺様もずいぶんその手のバケモノとは付き合ってきたぜ。まあ、トレジャーハンターはある意味モンスターハンターでもあるからな。その手の武勇伝にはこと欠かないぜ。なあ、そこのあんた、今度じっくり聞かせてやるよ。


●予知する男

‥‥俺には不思議な能力がある。普通の人間には説明して信じてもらえないので、あからさまに話したことは無いが。
 え?何かって?まあたいしたことじゃない。たいしたことじゃないが、ある意味自分で言うのもなんだが恐るべき能力といえば、能力だ。
 おっと、断っておくが、決してその能力を使って悪い事をしようとか、他人からなにか詐欺まがいの事をして金品を巻き上げようというような魂胆は毛頭ないからな。第一そんな便利な能力ならこうやって人様に気軽にしゃべったりするもんか。
 え?早く教えろって?まあまあ、そうせかすな。これから言うことは100%本当のことだからな。

 人間だれでも、未来のことが見えたら便利だと思うだろう?というか、もしそんなことができれば、人生失敗なんかするわけもないし、不幸な目にあうこともないよな。なんてたって、未来が見えるんだから。仮にギャンブルにその能力が使えたらと考えてみな。あっというまに世界一の金持ちになれるぜ。いや、本当に。つぎにでるダイスやルーレットの目が予測できるんだからな。


●猫


 「旅に出るわ。『猫』をよろしくね。」
 そう書置きを残して、突如いなくなった彼女。そして2人がそれまで生活していたマンションの一室に虚しく広がる虚無の空間。
 それは突然だった、ある日仕事を終え帰宅した僕が、いつものようにカギを使って中にはいる。そしてすぐに気がつく。部屋の中の空気がどこか寂しいのを。そこに今まであった何かが足りないのを。急いで部屋の明かりをつける。そしてすぐにそれに気がつく。
 ‥‥いないのだ。いつもなら『猫』と共に僕を「お帰りなさい」と迎えてくれるはずの彼女が、いないのだ。
それはあまりに突然に起きた出来事。見れば部屋の中には、つい昨日まで彼女が使っていたであろう身の周りの品物が無造作に置かれていたりする。それはまるで突然主を失ってしまったかのような虚しさを持って僕を迎えたのだ。誰もいない空間。そこにひとりたたずむ僕。この部屋がこれほど寒く、広く感じられたことはなかった。
 僕はふと思い出した。何かこんな日が来ることを予感していたようなあの日を

●マニュアル部長

マニュアル部長

「おい!。君。この書類、ハンコの位置が違うぞ。マニュアルではなあ、ここは」
「おい!。議事録のファイルが間違っているぞ。マニュアルではなあ、こうして」

と今日も部署内に響きわたるダミ声で部下をどなる部長。もう50代も半ばすぎなのだが、顔の血色はよく、またその声は若い者に負けないぐらいに、大きく、かつしゃがれた声。その体格はズングリムックリで見るからに中年太りを絵に描いたよう。その脂ぎった顔がよけいにあるしゅのうっとおしさを醸し出している。


CLOSE - 藤丘 正午
●サンプル1

サンプル1
 「学園からの召喚状」(小説冒頭)
 
 音がする。ユミナリヅキが優しい音を奏でる夜だった。
 乳白色の月光は、地球の大気にぶつかると、さらに淡く崩れながらゆっくりと地上に降りそそいだ。
 月の奏でるメロディは、まどろみの中にいる生物たちを夢の世界へと誘う。


●サンプル2

サンプル2
 「崖に咲いた華、転生のあと」(小説冒頭)


「あなたが望むのならば、」

 そう言って女は目を閉じた。ゆっくりと後ろに傾く体。

CLOSE - 彼方純
●オリジナルノベル/プロローグ

ファンタジーノベルのプロローグ部分です。

「うわああああっ!! 貴重な深海魚を猫が!!」
事件は、いつも。
「きゃーっ!! 誰よこんな所で薬品ぶちまけたの!!」
学校の中で起こっている。
「この機械、ポンコツだな! ちっとも動きやしねえ」

CLOSE - 海桐ユキチカ
●児童文学

☆☆児童文学サンプル☆☆


 トーイという女の子がいた。彼女は探し物が得意だった。目がとてもいいのだ。
 それを知っている村人たちは失せものがあると、彼女に尋ねるのが常だった。
 トーイは村の人気者だった。彼女が歩いていると、様々な人がトーイに声をかけていく。
 彼女は、村人と心を通わせていた。

●伝奇

☆☆伝奇サンプル☆☆


 熱い。熱い。熱い……熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱いああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ……………
 それだけが意識を埋め尽くし、意識を混濁させ、何もかも麻痺させた。
 地面の上で這いつくばり、もんどりうって、四肢をくねらせ、悶える。
 虫なのだ。

CLOSE - 水瀬翔
●影折紙(一部抜粋)

「影折紙」


漆の塗られた文机に、朱色の和紙が一枚、泳いでいた。
和紙には、水面を掻き乱した時に浮かぶ波紋の模様が染め抜かれている。

其れは決して広い部屋ではなかった。天井に近く空けられた格子の窓から、橙に濡れた光が差し込む。夕暮れの時分だ。

●出目金(一部抜粋)

「出目金」


彼は、デメキンと呼ばれていた。

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